リハビリテーション科

リハビリテーション科

リハビリテーション科とは、疾患や外傷などにより低下した運動機能を向上させ痛みの緩和や日常生活をより充実させて行けるように促していく診療科です。
当院では、物理療法と運動器リハビリテーションに対応しています。

運動器リハビリテーション

2024年3月末現在、運動器リハビリは患者様の増加により、新規の患者様のお受入れが難しい状況です。夏頃には再開できる見込みです。ご迷惑をお掛け致しますが、ご了承お願いいたします。
当院では、理学療法士がマンツーマンで運動器リハビリテーションを実施しています。リハビリテーションのプロである理学療法士と医師が密にコミュニケーションを取りながら、患者様一人ひとりの状態に考慮したプランを提案することで、運動機能の改善と日常生活の向上に貢献していきます。痛みが和らいだ後でも、不適切な姿勢、間違った身体の使い方が癖になると、また身体が痛みやすくなります。当院のリハビリテーション科では、正しい運動習慣を身につけて、痛みの出にくい身体になれるようサポートしていきます。

運動器リハビリテーションの目的

腰痛や肩こり、膝関節痛などは、特にハッキリとしたきっかけもなく痛むこともあります。これらのトラブルは、日頃の身体の使い方や姿勢の癖などが関与していることも少なくありません。痛みの原因を早く見つけ出し、機能障害の向上と再発防止に努めていくことが重要です。

患者様一人ひとりにあったプログラム

患者様のリハビリテーションプログラムを作成する前には必ず、問診と理学的検査(姿勢、歩き方、関節の動き、筋力の強さなど)を行います。そこから機能障害を起こしている箇所を見つけ出します。患者様の容態をきちんとチェックした上で、一人ひとりに合った運動や姿勢・身体の使い方の指導などを提供して参ります。

物理療法

物理的な刺激(温熱や電気など)を身体にあてる治療法です。痛みを軽減させたり、身体をスムーズに動かしやすくしたりするために行います。

当院で行っている物理療法

温熱治療

痛みなどを引き起こしている患部を温めて血液の巡りを良くすることで、筋肉の緊張を和らげる方法です。患部に炎症または傷がある場合は、医師にご相談いただいてから治療を受けてください。

牽引治療器

牽引療法では腰椎を引っ張ることで、脊椎にかかる圧迫を減らし痛みが緩和する可能性があります。

干渉波治療器

異なる周波数の電流を身体に流す方法です。軟部組織を刺激し、痛みが緩和する可能性があります。

ウォーターベッド

水圧刺激を活用したベッド型マッサージ機器です。心地よい刺激が得られるため、血行促進やリラクゼーション効果が期待できます。